title: OpenRefine のミッションとビジョン description: OpenRefine のミッション・ビジョン・価値観 hide_table_of_contents: true​

OpenRefine のビジョン​

データと向き合うことが容易で、誰もが情報に基づいて判断できる世界を目指します。

OpenRefine のミッション​

アクセスしやすいオープンソースツールを提供し、多様で支え合うコミュニティを育むことで、すべての人が意味のある形でデータに関わる力を得られるようにします。

OpenRefine の価値観​

このビジョンとミッションを実現するには、価値観に根ざしたコミュニティが不可欠です。以下の価値観は、コミュニティの中核となる原則・倫理であり、ツールの設計・開発・保守・教育・利用のすべてに反映されています。

• 多様な背景と専門性への敬意
• 近づきやすさ
• 透明性とオープン性
• 好奇心
• コミュニティ主導

多様な背景と専門性への敬意​

OpenRefine のツールとコミュニティには、さまざまな背景・アイデンティティ・技術力・地域・特権・産業・言語を持つ人々が集まります。私たちは利用者と貢献者の経験を尊重し、アクセシビリティと使いやすさを重視した機能やトレーニングを提供して、多様な関わりを促進します。

近づきやすさ​

明快なドキュメント、丁寧なメンタリングやトレーニングなど、ツールやコミュニティに参加するためのさまざまな入口を用意し、あらゆる参加者を歓迎・支援します。背景やスキルを問わず、誰もが親切さ・温かさ・忍耐・相互支援の姿勢で関わることを期待しています。

透明性とオープン性​

最新のドキュメントや公開フォーラムを通じた継続的な情報共有など、明確なコミュニケーションの経路を整備します。透明性は協働コミュニティに不可欠であり、時間や経験が限られている参加者でも状況を把握し、主体的に関わる力を得られます。ツールそのものも、オープン／コモンズ型データの活用やユーザープライバシーの重視を通じて、この姿勢を体現しています。

好奇心​

私たちは学び続ける姿勢を大切にし、謙虚さをもって問いを投げかけます。互いから学べることが多いと認識し、成長の機会を探します。建設的なフィードバックや自己のバイアスの点検、初学者への積極支援もその一環です。ツール開発でも利用者の声を聴き、ニーズを優先した改善を計画します。

コミュニティ主導​

利用者と貢献者のあいだにコミュニティ感覚を育み、重要な意思決定ではコミュニティの視点を優先します。OpenRefine を形作るのはユーザーと貢献者であり、個人ではなく支え合うコミュニティとして前進すべきだと考えています。将来に関するオープンな対話、コミュニティメンバーの主体性、そして戦略・技術的優先事項に関する民主的な意思決定がその姿勢を表しています。