title: OpenRefine エコシステム description: OpenRefine を取り巻くエコシステムの概要 hide_table_of_contents: true
OpenRefine エコシステム
OpenRefine のエコシステムは、OpenRefine ソフトウェア、ユーザーフォーラム、ドキュメント、翻訳活動 を維持するプロジェクト本体と、各コミュニティの状況に合わせて OpenRefine を活用するユーザーグループで構成されています。
ユーザーグループにはデータジャーナリスト、セマンティックウェブ愛好家、GLAM(美術館・図書館・公文書館・博物館)、研究者、ウィキメディア運動のメンバーなどが含まれます。各コミュニティは、それぞれが馴染みのある媒体で啓発・トレーニング・サポートを提供しており、相互調整は最小限です。たとえば図書館ではアーカイブ担当者や司書、研究者向けの研修を開催し、データジャーナリズムのカンファレンスではワークショップが行われ、ウィキメディアン向けには専用の Telegram チャンネルが用意されています。
サードパーティの開発者は OpenRefine と互換性のある 拡張機能 や リコンシリエーションサービス を作成しています。リコンシリエーションサービスは外部データソースとのリンクを可能にし、拡張機能は特定分野向けの機能を追加したり、特定のワークフローに OpenRefine を組み込んだりします。これらのサービスによって OpenRefine の可能性が広がり、ユーザーはより効率的に作業を進められます。
最後に、アドバイザリーコミッティーが資金調達と事務業務を担い、エコシステム全体を支えています。この委員会は財務ホストである Code for Science and Society や OpenRefine の 資金提供者 と連携しています。